訪日実現に全面的な外交努力の成果に注目
教皇の訪日を実現させるため、全面的な外交努力をしてきた日本にローマ教皇が来年の訪問希望を照らして注目される。 ローマ教皇は12日(現地時間)、教皇庁で行われた日本文化界の関係者たちと面談で『この場を借りて、来年、日本を訪問したいと私の望みを発表しようと思う』とし、『訪問が実現することを希望する』と話した。 日本政府はローマ教皇が就任翌年の2014年8月、アジア初の訪問先として韓国を選択すると、訪問する韓国の隣国である日本にも立ち寄ることを希望したが、それを成し遂げられないまま、これまでに多角的に教皇の訪問を要請してきたと伝えられた。 2016年にはカトリック信者である中村芳夫を教皇庁大使で電撃的に派遣して自国への「教皇に仕えること」に本格的に乗り出したという観測を生んだりもした。 カトリック信者の数が全体人口の0.5%にも満たない50万人余りに過ぎない日本が信者出身の大使を教皇庁に送ったのは、これまで前例のないことだ。 今年の初めには広島と長崎の市長が1945年に発生した原爆投下の生存者たちを激励してほしいと教皇に招待の意思を伝えたりもした。また、ローマ教皇が去る6月、全世界で14人の枢機卿を新しく選任した際、日本の枢機卿1人が含まれたのは教皇庁の日本に対する配慮を傍証するという解釈を生んだ。 ローマ教皇は普段から日本文化と歴史に対する関心が相当なものとして知られている。 イエズス会が輩出した史上初の教皇のローマ教皇は若いころ、日本に宣教師として派遣されたいという望みを持ったが、健康上の問題で志を成し遂げることができなかったことがある。 日本は17世紀に宣教に乗り出したイエズス会の宣教師たちが厳しい逼迫と迫害を受け、多く人が殉教した場所でもある。 歴代教皇の中では去る2005年に亡くなった教皇ヨハネ・パウロ2世が1981年に日本を訪問したことがある。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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