陳日君、前香港教区長の発言、「中国と臨時協議書の署名は裏切り」
教皇庁が教皇の承認を受けていない中国の司教7人を認めることで、中国側と最近合意した中、香港教区長を務めた陳日君枢機卿が教皇庁の台湾の断交可能性を言及した。 台湾ビングァ日報は、陳枢機卿の言及を引用して教皇庁と中国が先週「司教任命の臨時協議書」に署名した後、教皇庁が未来に台湾との正式な関係を放棄するものと見られると27日報道した。教皇庁は、欧州内の台湾の唯一の修交国である。 陳枢機卿は教皇庁が中国と臨時協議書に署名したのは、「友達を裏切ることと同じで、台湾がこれを理解してくれないだろう」と話した。彼はさらに、『宗教の弾圧がますます激しくなる中どのように今の中国と理想的な協議をすることができるのだろうか』として、教皇庁と中国側の合意に反対した。 これと関連して、台湾のある官僚は臨時協議書の署名が教皇庁と台湾間の外交関係に影響を与えないだろうと教皇庁が最近保障したことがあると明らかにした。 陳枢機卿は教皇庁と中国の臨時協議書の署名で中国の地下カトリック教会が「精神的苦難」を強いられるだろうと語った。 教皇庁は去る22日(現地時間)、中国と司教任命方式に対する臨時協議書に署名したという声明を発表した。 これで教皇庁は、中国当局が任命した司教7人を承認して、両国間に70年間持続してきた見解の違いを解消した。これに対し1951年中国に共産政権が発足した後、断交した両方の関係の正常化も迫ったという観測が出ている。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
댓글
|