ソウル市の老人虐待の現況分析、昨年の虐待通報件数2000件に迫る
ソウル市の老人虐待の現況分析、昨年の虐待通報件数2000件に迫る
身体的·情緒的虐待にあう老人の80%以上が女性で、虐待する加害者は息子や夫など男性家族である場合が大部分だと調査された。
ソウル市が15日に「世界老人虐待予防の日」を迎え、館内の老人虐待現況を分析した資料によると、昨年だけで1,963件の老人虐待申告が発生した。これは、初めて統計を取り始めた2005年(590件)に比べ、3.3倍の増加だ。65歳以上の人口1万人当たり13.3件の虐待が発生したことになる。
2016年に改正された老人福祉法の「老人に対する禁止行為」条項に情緒的な虐待行為が追加され、老人虐待の通報件数が急増するのに影響を与えたものとみられると市は説明した。
昨年、届出が寄せられた被害老人のうち、女性は81.5%で圧倒的な比重を占めた。被害老人の80.6%が一緒に生活している人がいて、一緒に住んでいる人は配偶者(43.3%)、息子(29.0%)、娘(11.0%)、孫(7.4%)の順であることが分かった。
一方、虐待加害者の性別比重は男性が78.3%だった。主に被害者の息子(37.2%)や配偶者(35.4%)、娘(11.8%)など、家族(89.1%)の場合がほとんどだった。
老人の虐待は持続的に発生する場合が多かった。発生頻度は「1ヶ月に1回以上」が67.5%、「3ヶ月に1回以上」13.8%、「6か月に1回以上」7.3%であった。
ソウル市は老人虐待予防のため制度・政策を持続して補完してきたほか、今後より細かい老人虐待予防体系を構築するため、官民協力体系を一層強化することにしたと明らかにした。
(翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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