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「フロイド事件」解決の先頭に立ったアメリカ初の黒人枢機卿任命

SAORI記者 | 기사입력 2020/10/28 [13:23]
法王庁、新枢機卿 13人を任命…コンクラーベの投票権をもつ80歳未満は9人

「フロイド事件」解決の先頭に立ったアメリカ初の黒人枢機卿任命

法王庁、新枢機卿 13人を任命…コンクラーベの投票権をもつ80歳未満は9人

SAORI記者 | 입력 : 2020/10/28 [13:23]

法王庁、新枢機卿 13人を任命コンクラーベの投票権を持つ80歳未満は9

『フランシスコ法王がアメリカ内の人種差別問題に対して明らかなメッセージを送ったのです』

 

黒人ジョージ・フロイド死亡事件当時、対立解決の先頭に立ったワシントンDCのウィルトン・グレゴリー大司教(写真)が、アメリカ初のアフリカ系枢機卿に任命された。

 

フランシスコ法王は25日(現地時間)、日曜の祈りの集いでグレゴリー大司教を含む13人の新枢機卿を任命の事実を発表した。

 

アメリカのカトリック信者は7,200万人で、神父は35,000人にのぼる。しかし、黒人神父は250人にすぎない。このように黒人の代表性に欠けるアメリカカトリック界にとって、彼の枢機卿任命は象徴性が大きいと言える。

 

また、カトリック教界は、フランシスコ法王が、アメリカ内の人種差別問題に対して明らかなメッセージを送ったという評価をした。

 

グレゴリー大司教は今年5月、ミネアポリスで白人警察官の膝に押さえられて黒人男性ジョージ・フロイドが死亡した事件を契機にアメリカ全域で人種差別抗議デモが拡散すると、この問題を解決するために先頭に立った人物としてよく知られている。

 

6月にはドナルド・トランプ大統領が宗教を政治的に利用する姿を見せると、強く批判したりもした。

 

トランプ大統領が当時写真を撮るために、カトリック教会の施設であるセントジョンポール(聖ヨハネ・パウロ)二世国立聖地を訪問する際、警察と武装軍人は催涙弾とゴム弾を使ってデモ隊を解散させた。

 

グレゴリー大司教はこれに対し「一部のカトリック施設が私たちの宗教的原則に反する方式で誤用され、操作されるのは当惑し、非難されて当然だ」として「私たちはすべての人の権利を守って保護しなければならない」と述べた。

 

また、カトリック教界が児童への性的スキャンダルに巻き込まれ、大衆的信頼の問題に直面した時は、聖職者が犯した犯罪を強く批判し、教会に対する非寛容政策を支持した指導者であった。

 

一方、新たに任命された13人の枢機卿のうち、80歳未満で次期法王を選出するコンクラーベで投票権を持つ枢機卿は9人で、イタリア出身が3人、アメリカ、フィリピン、マルタ、チリ、ルワンダ、ブルネイが一人ずつだ。

 

ルワンダとブルネイは今回初めて枢機卿を輩出することになった。特に、ブルネイはイスラム教が国教として、他の宗教を認めてはいるものの、布教は禁止されている。

 

枢機卿は、カトリック教会の教界制度で法王の次に高い聖職者だ。枢機卿全体は約220人であり、このうちコンクラーベ投票権を持っている枢機卿は約120人余りだ。

 

バチカン法王庁は来月28日、枢機卿の任命式を行う計画だが、新種のコロナウイルス感染症(コロナ19)のため日程は不透明だ。

 

(翻訳:SAORI記者)

 

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