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「アメリカ・イスラエルとタリバン・ハマス テロ組織が同一視」ムスリム議員論議

SAORI記者 | 기사입력 2021/06/15 [09:46]
オマル議員、聴聞会で「アメリカ・イスラエルの残酷行為についてICCで調査」言及

「アメリカ・イスラエルとタリバン・ハマス テロ組織が同一視」ムスリム議員論議

オマル議員、聴聞会で「アメリカ・イスラエルの残酷行為についてICCで調査」言及

SAORI記者 | 입력 : 2021/06/15 [09:46]

 

オマル議員、聴聞会で「アメリカ・イスラエルの残酷行為についてICCで調査」言及

民主党内のユダヤ議員批判論と強硬進歩の擁護論の渦、共和党は院内争点化態勢

 

アメリカで初のムスリム女性連邦下院議員(ミネソタ州)のイルハン・オマル(写真38)が戦争犯罪問題をめぐり、アメリカとイスラエルをタリバン、ハマスと並んで比較し、政界が急に大騒ぎになった。

 

オマル議員の常任委での発言が、紛争地域でのアメリカ・イスラエルの動きをテロ集団活動と同一線上に置いたという解釈を生み、論争が爆発したのだ。

 

オマル議員はソマリア難民出身のムスリムで、民主党内の代表的な進歩派として位置づけられてきた。これに対して民主党と共和党では、オマルがアメリカ、イスラエルをタリバン、ハマスのようなテロ団体と同一視したという批判が湧き出た。

 

アメリカ議会専門メディア「ザ・ヒル」によると、オマル議員は今月7日、下院外交委員会の聴聞会で、アフガニスタンでアメリカとタリバン(イスラム極端主義武装勢力)による犯罪と、ガザ地区内のイスラエルとハマス(パレスチナ武装団体)の武力衝突に関する調査の必要性に言及した。

 

アメリカが武装勢力と認めたタリバン・ハマスとアメリカ・イスラエルを同級と看做し、アメリカ・イスラエルも国際刑事裁判所(ICC)レベルで調査しなければならないということだ。オマル議員は同日、ツイッターに掲載した動画でも「すべての反倫理的犯罪被害者に同じレベルの責任と定義を持たなければならない。われわれはアメリカ、ハマス、イスラエル、アフガニスタン、タリバンによって引き起こされた想像できない残酷行為を目撃してきた」と明らかにした。

 

これに対し、民主党内部では批判論と擁護論が対立して逆巻くうえに、共和党は院内にこの問題を取り上げ、争点化する態勢だ。

 

親イスラエル性向の民主党所属のユダヤ人議員12人が、オマル議員に発言の真意を明確にしてほしいと要求した。「アメリカ・イスラエルは不完全で、他の民主主義国家のように時には批判を受けなければならないが、テロ組織との同一視は間違っている」とし「民主国家とテロ組織間の差を無視するのは根深い偏見から始まる」と指摘した。

 

これに対し、オマル議員は声明を通じて「当時の質疑はICCに付託された特定事件に対する責任感に関するもので、テロ集団と民主国家間の道徳的比較を意図したものではなかった」と述べ、一歩退くような姿を見せた。民主党内の「剛性進歩」の議員たちもオマル議員の肩を持ち、論議は民主党内の陣営対決の様相にまで広がっている。

 

論議が加熱すると、ナンシー・ペロシ下院議長ら民主党指導部まで異例に共同声明を出し、「オマルの解明を歓迎する」と鎮火に乗り出した。

(翻訳:SAORI記者)

 

 

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