「貧困層に背を向け、危機対応無能力」を主張
ブラジルのカトリック司教150人余りがジャイール・ボルソナロ大統領(写真)政府を批判する書簡を作成したことが分かり、波紋が注目されるとYONHAP NEWSが28日報道した。
カトリック司教152人は書簡を通じて、ボルソナロ政府の教育・文化・保健を無視する行動に驚愕するという立場を明らかにした。司教らは「ボルソナロ政府は貧困層に背を向けて無関心であるだけでなく、危機対応にも無能力な姿を見せている」と主張した。
司教らはまた、ボルソナロ大統領が新種のコロナウイルス感染症(コロナ19)と関連し、生命より経済を優先する非倫理的な発言をしていると指摘した。
この書簡は当初、去る22日に公開される予定だったが、ブラジルのカトリック司教協議会(CNBB)常任委員会の評価のため保留となり、前日その内容が明らかにされた。
CNBBは声明を通じて「この書簡は司教協議会の公式立場とは無関係で、書簡の内容については署名者たちが責任を負うだろう」と明らかにした。
大統領室も「書簡については言及しない」として、特に反応を現さなかった。
ボルソナロ大統領はコロナ19事態が本格化した後もこれを「軽いインフルエンザ」と表現し、コロナ19恐怖感が拡散することを「マスコミのヒステリー」と言って別の場所に矛先を向けた。
コロナ19より社会的隔離による被害の方がもっと大きいとし、州知事と市場に対して経済活動の全面再開を促した。これに対し、コロナ19への対応よりは、経済回復のみ優先しているという指摘が提起された。
このため、ボルソナロ大統領のコロナ19の対応方式に対しては、すべての世論調査で拒否感が大きく現れている。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
댓글
|
많이 본 기사
많이 본 기사
모바일 상단 구글 배너
|