▲ 現代自動車インド法人は、ヒンズー教最大の祭り「ナブラトリ」期間中、2万6000台以上の販売を記録したと明らかにした。写真は、現代車インドのチェンナイ工場の建物。

3ヶ月の間、ナブラトリ、ダシャラーなど、それぞれの日にさまざまな神々の祭祀

写真： 現代（ヒョンデ）自動車インド法人は、ヒンズー教最大の祭り「ナブラトリ」期間中、2万6000台以上販売を記録したと明らかにした。写真は、現代車インドのチェンナイ工場の建物。

現代（ヒョンデ）自動車がインド最大の祭り「ナブラトリ」期間を迎え、「大ヒット」を記録した。

26日（現地時間）、現代車インド法人（MHIL）によると、インド最大の祭りであるナブラトリが続いた9日間の販売量は2万6068台であることが分かった。これは昨年の祭り期間よりも28％急増した水準だ。

インドでは毎年10月からヒンズー教の祭りが最長3ヵ月まで続く。インドの暦で7番目の月である「シャラド」をはじめ、ナブラトリ、ダシャラー、ダンテーラス、ディワーリーなど、毎日様々な神々に祭祀を行う。

▲ ヒンズー教の三大祭りである「ダシャラー」。 太陽が悪を退けた日に人間を苦しめる「悪」の象徴である高さ30メートルの巨大人形を燃やす。OBS画面キャプチャー

特にこの期間は「インド版ブラックフライデー」とも呼ばれる。長期間祭りが続き、 消費者が年間で最大の出費を見せるからだ。

現代車が、新種のコロナウイルス感染症（コロナ19）の拡散が続いている中でも、祭りの書き入れ時をつかんだ秘訣にも関心が集まっている。現代自動車のインド法人は今回のフェスティバルに先立ち「Click to Buy」など非対面マーケティングを強化した。「Click to Buy」は、車両や仕様の選択から見積もりや分割払いの金融まで、全ての過程をオンライン上で提供するサービスだ。

 （翻訳：SAORI記者）