90歳一期…棺の蓋が開いている状態で、一部の弔問客だけマスク
90歳一期…棺の蓋が開いている状態で、一部の弔問客だけマスク
新種コロナウイルス感染症(コロナ19)で亡くなった司教の葬儀ミサを執り行った後、確診判定を受けたセルビア正教会の首長が死去した。
セルビア正教会は、コロナ19に感染してベオグラードの病院で治療を受けていたイリネイ総大司教が同日90歳を一期で20日(現地時間)、死去したと発表した。
彼は去る1日にコロナ19で死亡したアンフィロヒエ大司教の葬儀ミサを執り行ってから3日後にコロナ19確診判定を受け、病院に入院した。
葬儀ミサ当時、アンフィロヒエ大司教の遺体は、追悼客の誰もが見ることができるように棺のふたが開いていた。葬儀ミサが行われた教会には、死亡した大司教を追悼する弔問客で人混み、一部の追悼客だけがマスクをつけていた。弔問客らは死亡した大司教の手と額にキスしたりもした。
イリネイ総大司教がこの葬式でコロナ19に感染したかどうかは確認されていなかった。
1930年に生まれたイリネイ総大司教は、バルカン戦争当時、平和と和解を力説したファブレ総大司教に続き、2010年からセルビア正教会の首長を務めた。
イリネイ総大司教は堕胎と同性愛者に対する非難を躊躇しなかったが、ローマカトリック教会と和解する可能性のある保守的な聖職者の一人だったと、ニューヨークタイムズは評価した。
セルビアでは19日までに10万4,097人がコロナ19に感染し、1,110人が死亡した。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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