宗教活動自制するようにと言っていたが…専門家たちも「これまでの努力が水の泡」
ヨーロッパ、クリスマス封鎖措置緩和にイスラム・ヒンズー系「キリスト教偏愛」 宗教活動自制するようにと言っていたが…専門家たちも「これまでの努力が水の泡」宗教活動自制するようにと言っていたが…専門家たちも「これまでの努力が水の泡」
新種のコロナウイルス感染症(コロナ19)が拡散しているヨーロッパで移動制限など封鎖令に対する国民の不満が高まっていることを受け、ヨーロッパの一部の国家がクリスマスを控えてコロナ19封鎖措置を緩和している。すると今度はイスラム・ヒンズー系が「宗教差別」と批判した。コロナ事態で現場礼拝をオンライン礼拝に切り替えるなど、社会のために配慮したが、政府がクリスマスを記念するキリスト教だけを偏愛しているということだ。
フランス政府は24日、「今月28日から非必須事業所の営業を許容し、コロナ19の拡散が統制されると判断すれば、来月15日から移動制限措置も解除する」と明らかにした。12月24日と同月31日には、午後9時以降の夜間通行も認めることにした。
イギリス政府も12月23~27日の5日間、祖父母、親、子どもの3代が集まるように最大3世帯が一つの場所に集まることを許可することにした。ドイツも来月23日~来年1月1日は封鎖を中断することにした。イタリアはクリスマス前後の10日間に地元商店の開店を許可している。
アイルランドはクリスマス2週間前後、最大3人までは家族の集いを許容する予定だ。
これに対しイスラム・ヒンズー系らは『各国政府はコロナ19の拡散を憂慮して宗教活動を最大限自制するよう要求しているのに対し、クリスマスには封鎖措置をさらに強化するどころか、むしろこれをもっと楽しむよう促している』と指摘する。
実際、ヒンズー教の場合、最大の祭りの一つである「ディワリ」が11月中旬に開かれたが、ほとんどのイベントが画像で行われたため、事実上あまり楽しめず、イスラム教も今年7月の祭りである「イード・アル・アドハー」を記念するのに多くの制約を受けた。ドイツの首都ベルリンに住んでいるヒンズー教信者アンジャナ・シンさんは『ディワリを記念するには普通500~1000人程度集まるが、それにもかかわらず私たちはオンラインでこれを楽しんだ』とし『クリスマスもオンラインで簡単に記念できる』と話した。
これに対して政府側は、ただ、政府がクリスマス前後に封鎖措置を緩和するのは、クリスマスが特定宗教のための意識ではなく、キリスト教を信じない市民たちも共に楽しむ世俗的な国家イベントに近いためだと説明した。
一方、専門家らは、各国政府の決定は適切ではないと指摘する。これまで封鎖措置を取って何とか持ちこたえてきたが、クリスマス前後にこれまで努力してきた努力が水の泡となるということだ。
(翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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