妊娠を防ぐために子宮内避妊器具、生理中断注射を使用することも
妊娠を防ぐために子宮内避妊器具、生理中断注射を使用することも
中国が新疆ウイグル族のムスリムたちに宗教的な規律で摂取が禁止されている豚肉を強制的に食べさせる事件が発生したことが明らかになり、波紋が広がっている。
中東地域の代表放送局アルジャジーラは最近、約2年前に新疆ウイグル「再教育」キャンプを経験したサイラグル・サウトベイさんとのインタビューで、このような中国当局のムスリム弾圧事実を報道した。
報道によると、中国当局は再教育という名目の下、宗教的規律で摂取が禁止されている「豚肉」を強制的に食べさせる行為を広範囲に行っている。
サウトベイさんは「ムスリムたちが合同礼拝を行う毎週金曜日に合わせて(当局が提供する)豚肉を食べるしかなかった」とし「彼らは意図的にムスリムの聖なる日を選び、これを断ると過酷な処罰を受けた」と伝えた。これは、ムスリム抑留者に羞恥心と罪責感を与えるためとみえる。
このほかにも、新疆自治政府が幼稚園ムスリムの子どもたちのために「無料食品」という政策を施行し、子どもたちに知らせずに豚肉料理を出したと明らかにした。
子どもたちの味覚から攻略することで、イスラム教徒を次第に非ハラール(Halal:イスラム教徒が使用したり消費したりすることが認められている)人口にしようという意図だというのが、サウトベイさんの説明だ。
また別のウイグル族女性のズームレット・ドウトさんもメディアとのインタビューで「2018年3月、ウルムチで収容施設に監禁された」とし「生きているためには繰り返し提供された豚肉を食べるしかなかった」と告白した。彼女は自分と他の女性たちが妊娠を防ぐための子宮内避妊器具(IUD)を挿入し、ひいてはこれ以上子どもを産めないように生理中断注射を打ったりもしたとも暴露した。
ウイグル文化を研究するドイツの人類学者アドリアン・ジェンツ博士は「新疆に居住する人々の文化と宗教を完全に根絶するための試みの一環」と述べた
一方、2009年に自治区の區都ウルムチで発生したムスリムの暴動以降、中国当局は極端主義・分離主義・テロリズムという「三悪」を一掃するとしてムスリム住民に対する再教育キャンプを設置・運営してきた。
国連(UN)は、該当収容所に少なくとも100万人のウイグル族とその他のイスラム教少数民族が監禁されていたものと推定している。
(翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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