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法王、ロシア正教会の総大主教に「プーチンの行動に従うな」と警告

SAORI記者 | 기사입력 2022/05/11 [14:56]
イタリアの日刊紙のインタビューで明らかにし、「聖職者は国家ではなく神に従わなければならない」…キリルと40分間ズームで対話

法王、ロシア正教会の総大主教に「プーチンの行動に従うな」と警告

イタリアの日刊紙のインタビューで明らかにし、「聖職者は国家ではなく神に従わなければならない」…キリルと40分間ズームで対話

SAORI記者 | 입력 : 2022/05/11 [14:56]

イタリアの日刊紙のインタビューで明らかにし、「聖職者は国家ではなく神に従わなければならない」…キリルと40分間ズームで対話

 

ローマカトリックの首長フランシスコ法王(85)は、ロシア正教会の首長であるキリル総大主教(79)に「プーチンの服事の役割を果たし、ウクライナ侵攻を正当化するな」と警告したと、イタリア日刊紙『コリエーレ・デラ・セラ』が53日に報じた。服事はカトリック礼拝の儀式で司祭を助ける一般信徒を意味する。

 

法王は同紙とのインタビューで、「今年316日、キリル総大主教と40分間ズーム(Zoom)で話を交わした」と公開した。法王は「キリルは手に持った紙に書かれた内容を読み、この戦争(ウクライナ侵攻)の合理的な理由を述べ、私はすべて聞いてから『そのうちのどれも理解できない。兄弟よ、私たちは国家が任命した聖職者ではなく、イエスの言語ではない政治の言葉を使ってはいけません。私たちは皆神の聖職者だ』と述べた。

 

2016212日、キューバのハバナ空港で、フランシスコ法王(左)がキリル・ロシア正教会の総大主教と会って腕を広げている。

 

法王はまた、キリル総大主教に「我々は平和の大路を追求しなければならず、兵器の使用を終息させなければならない」と述べ、キリルにプーチン大統領の行動を追ってはならないと述べたという。フランシスコ法王は同紙に「キリル総大主教は自らプーチンの服事に変身してはならない」と述べた。すると翌日の4日、ロシア正教会側が反論声明を出した。「キリル総大主教とフランシスコ法王が話を交わして1カ月半が経ち、法王が誤った口調で対話内容を伝えたことは遺憾だ」ということだった。

 

具体的にキリル総大主教側は法王にウクライナ内のロシア語を使う人口が脅かされ、西側がソ連解体後にNATO(北大西洋条約機構)を拡張しないという約束を破ったことなど、今回の戦争の原因を探るよう勧めたと明らかにした。また法王が「イエスの言語」を使わなければならないと言ったのは、総大主教も同意した内容だということだ。

 

ロシアとウクライナ両国国民の大多数は正教会信徒だが、ロシアのウクライナ侵攻以後にロシアとウクライナ正教会の間でも分裂が起きた。ウクライナ正教会所属の320人余りの司祭は「ウクライナ侵攻を祝福する道徳的犯罪を犯した」として、キリルを非難する公開書簡を出した。キリル総大主教は過去にもプーチンの指導力について「神の奇跡」と述べている。キリル総大主教とロシア正教会がプーチンを支持する主な理由は、ロシア正教会とプーチンがいずれも「同性愛排斥」という核心価値観を共有するためだという分析もある。

守岩 文潤洪 大記者/コラムニスト, moon4758@naver.com

(翻訳:SAORI記者)

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