当選4回のオルテガ政権、今年3月には政治犯釈放仲裁の法王庁大使追放
当選4回のオルテガ政権、今年3月には政治犯釈放仲裁の法王庁大使追放
国際社会の非難と制裁にもかかわらず、長期政権を握って反対勢力を弾圧するダニエル・オルテが、ニカラグア政権を批判してきたロランド・アルバレス司教が、警察の執拗な監視に抗議し、断食を始めた。
アルバレス司教は20日(現地時間)、「警察が朝から夜まで私の一挙手一投足を監視している」とし、首都マナグアの聖堂で無期限断食闘争を始めた。
AP・ロイター通信によると、アルバレス司教は警察の自分の家はもちろん、両親の家まで取り囲んで家族の安全を脅かしているとし、警察が家族のプライバシーを尊重する時まで断食を続けると話した。
アルバレス司教は説教などを通じてダニエル・オルテがニカラグア政権に対する批判の声を出してきた人物だ。2018年、ニカラグアで大規模な反政府デモが起き、オルテガ政権が激しくデモ隊を弾圧した時、アルバレス司教はデモ隊を支持し仲裁を試みた。
その後も、彼はデモ当時死亡した350人余りに対する正義の具現と政治犯釈放などを要求してきた。
2018年のデモと昨年の大統領選挙を前後に反対派弾圧を続けているオルテガ政権は葛藤を仲裁しようとするカトリック界とも対立している。
今年3月にはニカラグア葛藤仲裁のために努力してきたニカラグア駐在法王庁大使であるゾマタク司教も追放した。ゾマタク司教は、政治犯の釈放に向けて仲裁努力をしたという。
これに対しバチカンは「不当で一方的で理解できない」措置だと抗議し「驚きと遺憾」を表現した。
法王庁大使追放に続き、自国に駐在していた国際赤十字委員会(ICRC)の責任者を理由も説明せずに追放した。
ICRCはこれまでニカラグアで様々な人道的活動を展開したが、その中には収監された政治犯を訪問して健康状態をチェックすることもあった。 (翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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