광고

法王庁外務長官、ウクライナを電撃訪問…「対話の橋」置くか

SAORI記者 | 기사입력 2022/05/31 [10:29]
法王庁外交責任者ギャラガー大司教、ロシア-ウクライナの理解増進と解決策を模索するための対話を試みる

法王庁外務長官、ウクライナを電撃訪問…「対話の橋」置くか

法王庁外交責任者ギャラガー大司教、ロシア-ウクライナの理解増進と解決策を模索するための対話を試みる

SAORI記者 | 입력 : 2022/05/31 [10:29]

法王庁外交責任者ギャラガー大司教、ロシア-ウクライナの理解増進と解決策を模索するための対話を試みる

 

去る224日に開始されたロシアのウクライナ侵攻事態が3ヶ月以上持続して解決されずにいる中、法王庁は外務部長官を現地に派遣し本格的な外交的解決に乗り出した。518日(現地時間)から22日まで法王庁国務院第2部署外務部長官ポール・リチャード・ギャラガー(Paul Richard Gallagher)大司教は法王使節としてウクライナの首都キーウとリヴィウを電撃訪問した。20日にはドミトロ・クレバ・ウクライナ外相と会談した。

 

法王庁外交責任者であるギャラガー大司教が今回の訪問でロシア-ウクライナ間に「対話の橋」を置くのか注目される。ギャラガー大司教は出国直前、イタリア公営放送ニュースのインタビューで「法王庁は常に相互理解の増進と解決策模索のためにすべての形態の対話を試みようと努力する」と強調した。 

▲ 法王庁外務長官ポール・リチャード・ギャラガー大司教

 

 

法王庁はウクライナの平和回復のため、仲裁者として出る意思があると何度も明らかにしている。ギャラガー大司教の訪問も、やはり平和回復の糸口を見出すための様々な試みの一つと解釈される。

 

国際社会と同様、法王庁も現在のところ仲裁に乗り出すのは難しい状況だ。ロシアが終戦に関する対話や仲裁の試みに扉を開いていないためだ。一時、ローマ法王がウクライナを直接訪問する可能性があるという話が出回った。しかし法王は最近、イタリア日刊紙『コリエーレ・デラ・セラ』とのインタビューで、「モスクワに先に行かなければならない」と述べた。また開戦20日目の316日、プーチン大統領にモスクワ訪問意向メッセージを送った事実も公開した。

 

「ロシア指導者が対話の扉を開くことが必要だと考えたからです。私たちはまだ返信を受けていません。プーチン大統領が今すぐこのような出会いをもつこともできず、望まないかも知れないという憂慮にもかかわらず、私たちは依然として固執しています。どうすればこの残虐行為を止めることができますか」

 

それと共に法王は「プーチン大統領がドアを開けてくれるなら、まず彼に会うべきだ」と付け加えた。 

▲ 法王庁外務長官のポール・リチャード・ギャラガー大司教がドミトロ・クレバ・ウクライナ外務長官とともに戦争犠牲者を追悼した。 写真=バチカンニュース

 

しばらく期待を集めた法王とロシア正教会キリル・モスクワ総大主教の会合は霧散した。二人の指導者は本来6月、エルサレムで会う予定だった。宗教指導者たちが戦争当事者たちを対話の場に招待しようと意を集める可能性がある会合だったが、キリル総大主教が今回の戦争の当為性に言及したため水の泡となった。

 

法王はこれと関連し、キリル総大主司教とテレビ電話で交わした対話内容もインタビューで公開した。

 

「私はその方の話を傾聴してこのように話しました。私はまったく理解できません。「兄弟、私たちは国家の聖職者ではなくイエス様の聖職者です。私たちは政治の言語を駆使することができません。ただイエス様の言語を駆使するだけです。私たちは神の聖なる民の牧者です。だから私たちは平和の道を求めなければならず、火炎を止めなければなりません」と話しました」

 

一方、法王は最近もマリウポリのアゾフスターリ製鉄所で最後の抵抗をする軍人を夫とするウクライナ女性たちから平和の仲裁者になってほしいという要請を受けた。この要請をするためローマを訪問した夫人たちは511日水曜、一般謁見末に法王に近づき「ウクライナを訪問するかプーチン大統領に電話をかけて、この残酷な戦争を終息に導く案を模索してほしい」と訴えた。

守岩 文潤洪 大記者/コラムニスト moon4758@naver.com

(翻訳:SAORI記者)

  • 도배방지 이미지

많이 본 기사
모바일 상단 구글 배너