「仏教にまつわる7つの誤解に対する実状はこのようです!」 イ・ウォニク会長(プルサモ=「仏教を愛する集い」)が、10月22日付の米国LA「中央日報」に寄稿文を掲載して明らかにした、「仏教にまつわる7つの誤解」が仏教信者のみならず、非仏教信者にも仏教に対する正確な情報を知ることの出来る有益な情報になったという激励が寄せられている。 イ会長は、「お釈迦様は、他人が自分をけなして悪口を言っても7日間だけ耐えれば全て静まると言うが、時代が時代だけに、無条件に口を閉じていることが良い訳ではない」と反問しながら、「仏教に関する誤解や曲解が相当なレベルになったので、これを是正しようと思う」と、寄稿理由を明らかにした。 主要内容を引用、紹介すれば次のようである。
1.仏教は宗教でなく、哲学や人格修養の助けとなる道徳である? このような主張は、宗教をどのように規定するかによって異なって来る、概念定義の問題である。仏教は宗教である。キリスト教やイスラム教等の一神教と双壁を成す世界的な宗教である。 仏教を宗教ではないと言うのは、男女がお互いにあなたは人ではないと言うのと似ている。相手が人ではなければ、自分も人間ではないのである。 2.仏教は偶像崇拝であり、迷信である? 根拠も無く、何々に不思議な能力があると言って崇める対象を偶像と言い、根拠の無い信仰は迷信であると規定している。しかし、仏教は根拠がある。仏像は偶像でなく、真理に近付くための学習教材であり、方便である。他の宗教にも経典、シンボル、理念の類いを信仰の方便として見なすことと同じである。 3.仏教は神様無しには、救いを受けることが出来ない? 人間は全てお釈迦様の種を抱いているので、既に各自が仏であり、救いを受けた存在である。単に私達の周辺を覆っている欲、災い、愚かさを払い除くことが出来なくて、本人が救いを受けた境遇にあることを悟れずにいるだけである。 4.仏教は時代遅れで、現実生活と合わない? お釈迦様の教えは、事実上、流行に遅れをとった面はある。そうであっても、仏教の本質はどの宗教よりも科学と対立しないで、現代文明と調和を成している宗教である。 5.仏教は御利益信仰である? 御利益信仰という誤解は、当然、改善させたり、訂正しなければならない弊害である。しかし、仏教だけがそうなのではない。御利益的な要素を全て排除しては、宗教という制度を維持出来ないことも認めなければならない。 6.仏教を信じれば貧しくなる? 仏教信者の中では金持ちが多く、他の宗教を信じて貧しい人も多い。金持ちなのか貧者なのかということは、宗教とは直接に関連が無い。西欧国家が経済的な富を得ているのは、宗教と対立する渦中にも自由と科学を勝ち取ってこれを土台にして産業や戦争技術を発達させ、他人を無慈悲に弾圧した結果であることも忘却してはならない。 7.仏教は国によって異なる? 仏教の3要素は、お釈迦様、お釈迦様の教え、お釈迦様に従う群れである。この三つの要素だけを備えたら、表面上いくら異なるといっても、その本質は全て仏教である。 <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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