▲楊仁集（ヤン・インジプ）会長（駐日韓国企業連合会）の挨拶     © 毎日宗教新聞

「日韓交流おまつり2014  in Tokyo」が9月27、28の両日、東京の日比谷公園で開催された。韓国ソウルで14日に開催された同イベントの日本開催版である。

　開会式には、高円宮妃久子様がご臨席なされ、福田康夫元首相も出席、柳興洙（ユ・フンス）駐日韓国大使が挨拶をした。

このイベントに連動して、「駐日韓国企業連合会」主催の「日韓友好・交流の夕べ2014」（帝国ホテル）に招待を受け、私は「毎日宗教新聞」東京支社長の資格で参加した。
 

韓国に駐在経験のある日本の放送局・新聞社のマスコミ関係者、韓国マスコミの特派員をはじめとして、日韓の政府関係者、韓国との関係が深い日本企業関係者、韓国企業の日本責任者、総勢約100名が参加した。

 こういった日韓両国のマスコミ関係者を多数集めての交流会は初めての試みであった。
 「駐日韓国企業連合会」の楊仁集（ヤン・インジプ）会長（眞露株式会社　代表取締役社長）が挨拶で、この交流会を企画した趣旨を説明した。

「政治面では冷却期間にある日韓関係ですが、両国でマスコミの仕事に従事しておられる皆様方が、一方的に相手国を非難する論調の報道を自制して下さることをお願いします。この交流会において両国のマスコミ関係者が一堂に会しましたので、両国が親睦を深める機会になってくれれば幸いです。日本で活動している我々、韓国企業が、今後も民間レベルの交流を促進して参りたいと思っております」と語った。

日本で根を下ろし、地道に活動している韓国企業の組織が音頭を取って、日韓友好のための意義深い交流会を開催してくれ、日本人として感謝の気持ちに堪えなかった。

（石橋健一　東京特派員）