광고

信仰の力

이광열 기자 | 기사입력 2014/10/17 [10:34]
守巌 ムン・ユンホンのコラム

信仰の力

守巌 ムン・ユンホンのコラム

이광열 기자 | 입력 : 2014/10/17 [10:34]
▲ コラムニスト、守巌 ムン・ユンホン     ©毎日宗教新聞

人が生きていくにあたって重要なのが信じることだ。信頼を失えばそれ以上の人間関係を発展させていくことはできない。だから孔子は「人が信頼の土台を失えば正しく立つことができない」と言った。ここで筆者が論じようとする信頼は、人間関係での信頼も重要だが、宗教的信念としての信仰を意味する。宗教的信仰を土台にした信じる力がどれくらい大切で偉大かを呼び覚まそうと思う。
 
アメリカに小児麻痺と喘息を病んでロウソクの灯一つもまともに消す力がない一人の子供がいた。その子供が11才になった日、父親はこのように話した。「おまえが全能なる神様を真に信じるならば、むしろおまえの障害のために多くの人がおまえに注目するだろうし、おまえは歴史に神話のような奇跡を残す驚くべき生活を送ることができるだろう。」後日、彼は23才でニューヨークを代表する議員になり、ニューヨーク州の知事になり、副大統領を経て、アメリカ史上最も暗かった時期に神話を再建する大統領になった。1906年にノーベル平和賞まで受賞したこの人物は、まさにセオドア・ルーズベルトである。彼は信仰の力で大きく成功した。
 
このように信仰は目に見えないが、心と体を支配して行動を治め未来を作り出す。
信仰には強力なエネルギーがある。医学界でも信仰の重要性を立証している。プラシーボ効果、すなわち偽薬効果だ。『心』という本に出てくるたとえ話だ。ライト氏は癌にかかって余命いくばくもなかった。ある日彼は癌に良いという「クレビオゼン」が発見されたという消息を耳にした。彼は医者に哀願してその注射を打つことになった。この注射を打った数日後にライト氏に驚くべきことが起こった。医師は彼の患者が死から抜け出して、看護師らと冗談を言い合っている姿を見て驚いた。医師は「腫瘍が熱いガスレンジの上にあった雪だるまのように溶けた」と話した。より一層驚くべき事実は、医師が注射したのはクレビオゼンではなく水だったのだ。クレビオゼンは最初からなく、強い信仰が彼を生かしたのだ。
 
プラシーボの反対概念がノーシーボ(Nocebo)効果だ。悪くなると信じれば悪くなるということだ。元気なおばあさんに医師が「申し訳ないがお婆さんは今月を越えるのが難しいでしょう」と繰り返し話せば、本当にお婆さんは一ヶ月以内に亡くなる可能性が高いということだ。信じることが心を動かし、心は感情を支配して体の生理作用に影響力を行使する。だから信じる力は偉大だ。
 
宗教人の信仰は神様がくださったプレゼントだ。信仰は目に見えないが、人の人生と世の中を変えることができる。信仰は真理の御言葉を通じて成長していく。聖書に「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。」(マルコによる福音書11:24)と言った。また、信仰に対して聖書は「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」(ヘブル人への手紙11:1)と定義している。信念を持って行けば望むことが実際に現れて、見ることができないことが、信仰があれば見えるようになるということだ。ある者は「この目で見る前には信じられない」と言うが、信じて眺めれば信仰には力があって、いつかは現実に現れる。
 
宗教人の信仰は自己催眠や肯定的思考訓練の次元を飛び越えることだ。このような宗教人の信仰の根拠は神様だ。だから聖書は「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3:16)と言った。結局神様の実存と御言葉を信じることだ。この信仰には想像できない力がある。罪悪の世の中に勝つ力、肉身と人の目を惑わす情欲に打ち勝つ力と各種誘惑に勝つことができる力がある。したがって信仰で絶望、病気、誘惑、孤独、怒りと憎しみ等との戦いで勝利することができる。ルーズベルトと同様にあらゆる逆境を克服して、偉大な人物になれるのも信仰の力だ。私たち皆が大変な現実を信仰の力で勝ち進もう

                           翻訳:Naoko記者
  • 도배방지 이미지

많이 본 기사
모바일 상단 구글 배너