大韓イエス教長老会総会教団の記者会見でアンケート調査結果を発表
大韓イエス教長老会総会教団の記者会見でアンケート調査結果を発表 ソ・ガンソク総会長、コロナ19状況の中、韓国教会で誤りを謝罪
コロナ19の事態以後、宗教に対する関心が減少し、オンライン宗教活動の満足度がオフライン活動に比べて低いというアンケート調査結果が出た。また、コロナ19以降、プロテスタントが社会のために努力しなければならないことは何かという質問に対して、回答者たちは「倫理と道徳実践運動」を最も多く挙げた。
大韓イエス教長老会教団は3日、ソウルのプレスセンターで、ソ・ガンソク総会長(セエデン教会担任牧師)らが出席した中、「WITHコロナ19時代の宗教影響度認識調査の発表と、ニューノーマル未来社会に備えるための大韓イエス教長老会総会教団総会長・未来政策戦略開発委員会特別記者会見」を開き、このようなアンケート調査結果を発表した。
アンケート調査はコロナ19が再拡散した今年8月13~20日、全国の成人男女1,000人を対象にオンライン(電子メール)で行われた。回答者のうち、宗教を持っているケースは54.1%だった。信頼水準は95%、標本誤差は±3.1%である。
コロナ19の事態が勃発した後、宗教に対する関心の程度を問う質問に対しては回答者の56.9%が「以前と似ている」と答えた。しかし28.3%は「関心がさらに減った」と答え、「関心がさらに増えた」と答えたケースは14.8%にとどまった。宗教をもつ人の間でも1日の信仰生活について「信仰生活を全くしない」という回答が41.4%で、「5分以内」にするという回答が13.5%だった。
コロナ19の事態で多数の信徒がオフライン空間に集まる現場集会に困難をきたいしている中で行われた今回のアンケート調査で、回答者172人のうち「オンライン宗教活動が現場集会より劣っている」という回答は49.1%だった。「(オンライン宗教活動が)集中がうまくできなかった」という回答は27.8%だった。一方、「思ったより良かった」が45.8%、「面白かった」という回答は5.6%だった。
オンラインの宗教活動の参加経験は37.5%が「ある」と答え、まだ30%台にとどまっていることが分かった。宗教別では、プロテスタントが62.6%で最も多く、カトリック教徒33.4%、仏教人11.7%の順だった。
一方、「人類にとって宗教はどれくらい必要だと思いますか」という質問に対しては、回答者の64.6%が「必要だ」(かなり必要だ12.0%、ある程度必要だ52.6%)と答えた。一方、28.6%は「必要ない」(全く必要ない7.4%、あまり必要ない21.2%)となった。
コロナ19以降「プロテスタントが社会のために最も力を入れなければならないことは何か」という質問(重複回答)に回答者の60.6%が「倫理と道徳実践運動」を挙げて最も多かった。続いて「社会的弱者・救済・奉仕」(49.6%)、「人権、弱者保護など社会運動」(22.5%)などの順となった。「今後10年以内に韓国社会が直面する危機は何だと思うか」という質問(重複回答)では、「経済的両極化と雇用不安」(45.6%)が最も多く、次いで「少子化と高齢化」(40.6%)、「環境・地球温暖化」(35.2%)の順だった。
一方、ソ・ガンソク総会長はこの日の記者会見で、「(コロナ19の状況の中で)韓国の教会が3つを誤ったが、時代の精神と価値を提示できず、社会的責任を果たせず、リーダーシップを発揮できなかった」と謝罪した。
続いて「韓国教会はこれから社会とコミュニケーションを取りながら正しい方向を提示し、社会的弱者の立場に立つ隣人への愛を積極的に行わなければならない」と強調した。
国内キリスト教界で最も規模の大きい教団とされる大韓イエス教長老会教団の総会長が、礼拝時間ではなく公の会見の席で、コロナ事態と関連して教会の誤りを認め、反省の意を表したのは今回が初めてだ。 (翻訳:SAORI記者)
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