わいせつスキャンダル・教団分裂の危機から再び聖堂を救い、募金集まる
世界のカトリック信者はノートルダムのために祈祷、教皇のフランス訪問を要請
フランスのノートルダム大聖堂の火災被害がカトリック教団には転禍為福になっている。司祭たちの児童性スキャンダルと教団内部の分裂などで危機に瀕していたカトリック教会へ再び人々が集まり、募金の援助も続いている。
ワシントンポスト(WP)は17日『火魔がカトリックの象徴であるノートルダム大聖堂を飲み込む直前までもフランスのカトリック教団は、苦しい時期を送っていた』と報道した。報道によればノートルダム聖堂の火災がある前、フランス市民のカトリック教会に対する世論は極度に悪化した状態であった。1980~1990年代当時、フランス、リオン教区のベルナール・プレナ神父が少年70人余りを性的に蹂躪した事件が最近、映画で作られ開封され、フランスのフィリップ・バルバラン枢機卿はこの事件を知りならがら隠蔽した疑惑で先月初め有罪を宣告された。
フランスだけでなくアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパなどカトリック全体が深刻な危機に見舞われた。教皇庁内の序列3位であったオーストラリアのジョージ・ペル枢機卿は先月児童わいせつ疑惑で懲役6年刑を宣告されたし、ほぼ同じ時期ポーランドのカトリック教会は1990年以後、未成年者性虐待疑惑が提起された聖職者が382人に達すると明らかにして波紋を起こした。フランチスコ教皇はカトリックの信頼の毀損を懸念、去る2月“児童を性的に虐待した聖職者は必ず神の怒りに直面することになること”と脅したが問題は絶えなかった。ヨーロッパ全域でカトリック信者は減っていた。
性スキャンダル論議に加えて、最近ローマ教皇庁の保守派と革新派が教理問題で衝突し分裂した姿まで見えると、すぐに人々はカトリックに背を向け始めした。
しかし、ノートルダム大聖堂が炎に包まれ、尖塔が崩れ落ちる姿を見守った市民の気流が変わり始めた。聖堂を訪れなかったフランス市民が去る16日ノートルダム聖堂周辺に集まって聖母マリア像を前に置いたまま夜を明かした。
アメリカのグース・プレオ牧師は17日、タイムズ・ヘラルド紙の寄稿文で『世界各地の多くのカトリック信者らがノートルダムのために祈祷している』とした。マクロンフランス大統領は18日「教皇と通話してフランス訪問を要請した」と明らかにした。
(翻訳:SAORI記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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