광고

ローマ法王『最貧国がコロナ19のワクチン供給から疎外されてはならない』

SAORI記者 | 기사입력 2020/12/29 [10:18]
「世界平和の日」のメッセージ…『軍備の代わりに「グローバルファンド」を作ろう』

ローマ法王『最貧国がコロナ19のワクチン供給から疎外されてはならない』

「世界平和の日」のメッセージ…『軍備の代わりに「グローバルファンド」を作ろう』

SAORI記者 | 입력 : 2020/12/29 [10:18]

「世界平和の日」のメッセージ…『軍備の代わりに「グローバルファンド」を作ろう』

 

ローマ法王は、新種コロナウイルス感染症(コロナ19)のワクチンが貧しい人々にも供給されなければならないと繰り返し強調した。

 

ローマ法王は来年11日「第54回 世界平和の日」に先立ち1217日(現地時間)にあらかじめ発表した記念メッセージ「平和に行くいたわりの文化」を通じて全世界の最貧国がコロナ19との戦いで疎外されてはならないと明らかにした。

 

苦痛で貧しく疎外された人々に、「コロナ19ワクチン」の接近権が保障されるよう政治指導者たちと民間が惜しみない努力を傾けてほしいと頼んだ。

 

ローマ法王は以前にも富裕国を中心に起きている「ワクチン国家主義」を警戒し、世界中のすべての人に公平にワクチンの恩恵が届くようにしなければならないと強調していた。

 

さらにローマ法王は軍事目的で使われる資金で「グローバルファンド」をつくり、コロナ19や気候変化など人類共通の問題に対応しようという意見も明らかにした。

 

ローマ法王は「どれだけ多くの資源が兵器、特に核兵器に使われるのか。こうした資源は個人の安全と平和の増進、貧困退治、医療サービスの提供などより重要で緊急を要することに使用することができる」と力説した。続いて軍備で「グローバルファンド」を設立し、飢餓撲滅と最貧国開発に使うよう国際社会の勇気ある決断を促した。

 

ローマ法王庁はベトナム戦争中だった196811日、法王パウロ6世が「平和のための特別呼訴文」を発表したことを契機に同日を「世界平和の日」に指定し記念してきている。

 

歴代法王は、「世界平和の日」に先立ち、毎年年末、戦争と飢餓、病気のない世の中を祈るメッセージを発表してきた。

 

一方、ローマ法王は84回目の誕生日を迎えたこの日、特別な祝賀行事なしに通常の業務をこなしたという。午前中には韓国のチュ·ギュホ司教法王庁の新任大使の信任状奉呈式を兼ねた面談も行った。

 

法王庁は、「ローマ法王が素朴で平穏に誕生日を迎えた」と伝えた。

 

ただ、カトリック慈善団体の支援で生活するホームレスが法王にひまわりの花をプレゼントして注目を集めた。この花は法王が官邸として使うバチカン内外部人の宿舎「サンタマルタの家」の礼拝堂の祭壇を飾るのに使われる予定だという。

 

ローマ法王は2013年に即位以来絶えず、貧困層への愛情と関心を絶えず説き、これを自ら実践してきた。すぐ近くにいるホームレスのお世話をすることを支援を惜しまなかった。

 

バチカンにホームレスのための憩いの場やシャワー室を設置させたのに続き、最近はサンピエトロ広場の簡易診療所を通じて、新種コロナウイルス感染症(コロナ19)検査も無償で提供している。

 

ローマ法王は、この日も肺の病気で苦しむベネズエラの子どもたちのために人工呼吸装備4台を寄贈する一方、カトリック慈善団体を通じ、ナポリ、ボローニャ、シエナなどイタリア主要都市に医薬品、マスク、個人衛生の製品を提供したと法王庁は明らかにした。

 

(翻訳:SAORI記者)

  • 도배방지 이미지

많이 본 기사
모바일 상단 구글 배너