私は10数年間、宗教のマスコミに関係して体得した「神と宗教と人生」について考えてみようと、この内容をシリーズで進行しています。

絶対者造物主の父はもちろん、宗教創始者とも通じる道士が造物主の父に疑問点を質問してもらった答えです。道士は筆者が任意でつけたその方の名前です。

次は「造物主の父はどのように存在するのか」に対する問答です。

質問： 人々は造物主の父は天上の高い宝座に座っていると思っています。

回答： 高い低いがなく、無所不在（神[天主]の稟性の一つで、在らざる所無しということ）が私の席だ。

質問： 後悔されたことがあるならば、どんな時ですか。

回答： 私が立てた法をそのごとく厳しくしなければならないこと。

質問： 造物主の父は全知全能ですか。

回答： 全知全能だが言葉がなくて、表現がない。

質問： 造物主の父は望むことをすぐになるようにできますか。

回答： できるがしない。いくら造物主の父だからと望むようにするなら秩序が崩れる。地が空になればどうなるだろうかということを考えれば、理解できるだろう。

質問： 造物主の父を助ける霊的存在が必要ですか。

回答： 不要だ。

質問： 造物主の父も地上に住む場所（聖殿）のようなものが必要でしょうか。

回答： 不要だ。

質問： 人と自然万物が滅亡すると、造物主の父も影響を受けますか。

回答： 造物主の父がある限り滅亡はない。

質問： 造物主の父も自然法則に適用されますか。

回答： 人と自然万物だけが適用される。

質問： 造物主の父は、「人の心のうち」を見ますか。

回答： 宇宙全体を見抜いている。

質問： 造物主の父は何でも良いとすれば良いようにされる方ですか。

回答： 造物主の父はそう簡単にはしない。構想、設計、試験を経て緻密にする。

質問： 韓半島の「南北統一はいつ可能ですか」このような問いには、なぜ答えてくださらないのですか。

回答： 造物主の父が関与することではない。自然の循環と人の努力によるものだ。

質問：「南北統一」、このような問題に関与されないということは、造物主の父も「南北統一」がいつ実現するかわからないということですか、もしくは予知はしているが教えられないということですか。

回答： 造物主の父は、人が住む世の中にいちいち口を挟むわけにはいかないということだ。月が満ちれば傾くのが自然の循環法則だ。こういう法則で見れば誰でも分かることだ。

今回の話のポイントは「造物主の父は人の背後で人と自然万物の安楽な環境づくりのために努めておられる」ということです。

   〈毎日宗教新聞 NEWSCLIP 発行人〉

（翻訳：SAORI記者）