ターバン外し幼い少年の生命救ったシーク教徒大学生が話題 幼い少年の生命を助けるために生命視しているターバンを外し交通事故に遭った幼い少年の生命を助けたシーク教徒大学生が話題になっている。 去る15日午前、オークランドでハーマン・シン(22)という名前のシーク教徒大学生が家の前で交通事故により血を流して倒れた5才の少年を応急処置で救う一助となった。 ニュージーランド・ヘラルドなどの外信によれば、彼はどうしていいか分からない女性運転者とは違い、素早く自身の頭にまいていた‘ターバン’を外して血が流れる少年の頭を止血した。ターバンはシーク教徒やイスラム教徒など中東男性が頭にまく宗教的衣装で、彼らはこれを生命のように思い、少々の状況では絶対に外さない。 シン氏の対処で少年は思ったより多くの血を流さず、まもなく到着した救助隊によって病院に移されて生命を助けたと伝えられた。 シン氏は「ターバンを考える状況ではなかった」として「ただ事故現場を目撃し、少年は血を流していたので何かが必要だった」と話した。続けて「当時少年を助けるのは私の仕事だった」と言い「他の誰であっても確実に私のような行動をしただろう」と付け加えた。 シン氏の今回の善行にニュージーランドはもちろん国際社会で称賛の声が続いている。シーク教徒社会もやはり彼の行動が決して宗教を無視したものではないとして絶賛を惜しまない。 シーク教は15世紀後半から18世紀始めにかけて発展した。すべての人の中に位置している一つだけの神のメッセージ―神の創造物と永遠の真理―を伝播するために大陸と大陸を行き来したグル・ナーナクから始まった。グル・ナーナクは神を見るには『心の中の目』、あるいは人の『心』で見るべきだと強調した。五代目シークグルであるグル・アルジュンは1708年にグル根本聖典の新たに生まれ変わった聖書に他の宗教聖人の言葉を入れた。 ヒンズー教の煩雑なカースト、迷信、宗教儀式を排撃して、人間の絶対平等を主張したので信徒のうちには下級カースト出身が多く、開創者の地位はグルの称号を持って後継者に継承された。 信者数は2300万人に達し、世界で五番目に大きい宗教だ。主にパンジャーブ地方にある。現在のインドの総理マンモハン・シンがシーク教徒だ。 (翻訳:Naoko記者) <저작권자 ⓒ CRS NEWS 무단전재 및 재배포 금지>
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